長門さん

ご多分に漏れず購入済み
figma 長門有希

なんかまた風邪がぶり返してきたような。
やばいよ、やばいよ・・・

日曜日のアイスクリームが溶けるまで (清水マリコ)
うーむ、期待していたほどではなかった。

主人公の京子が、あるきっかけで、幼い頃の恋や過去の思い出にどっぷり
つかっていく話。
その過程で大人の付き合い方と子供の付き合い方の違いみたいなものを
描いている・・・のだが、その途中経過がなかなかぶっ飛んでいる。

主人公が過去の思い出に嵌りすぎて、過去の思い出から作られた幻想と
現実がごっちゃになり、言動がおかしくなり始めるのです。
平凡なOLが、職場で子供みたいな行動をとり始めるときの心理描写は、
読んでいて痛い。
何というか身内が衆人環境で恥ずかしい行動をとるのを見させられるような感じ？

もしかして、主人公の気が狂ったまま、終わってしまうのかと思ったが、
最後は正常に戻り、過去にけりをつけて、題名どおり爽やかに終わりました。