守り人



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最近、引き篭もって本ばかり読んでます。
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天と地の守り人 3部作(守り人シリーズ完結)

1年ぐらい前にAmazonに注文して届いて以来、積みっ放しでした。
(似たような境遇の本がまだまだいっぱい・・・)

守り人シリーズ(wiki)
話に考古学的要素を絡めてくるのが魅力のひとつかなと。
話の謎が解けるとなるほどと思える。

今回の「天と地の守り人」は戦争中心の話なので、そういった要素は
あまりないですが、面白さは損なわれていません。
まさにシリーズ集大成といった感じ。
帝国の脅威に対して、何とか故国を守る道を見出そうとするチャグムと
チャグムを助けるために再び用心棒となったバルサを描いていて、
幾つもの国が絡み合った非常にスケールの大きな話です。
というか大きすぎる。
いちおう、これ児童書なんですが、そんなレベルじゃねー。

また、各巻の終わり方がうまい。
各巻の終わりが、切りがよく、尚且つ、すごく続きを読みたくなる展開に
なっているのです。
おかげで「天と地の守り人」の序章とも言える「蒼路の旅人」を含めた4冊を
一気に読んでしまった。
ある意味、積んどいて良かった。
リアルタイムで読んでいたら次が出るまで生殺し状態になるところでした。
でも睡眠時間が酷いことに・・・。

というわけで、守り人シリーズおすすめ。
最近は、軽装版が出たり、新潮文庫でも刊行され始めているので、
ハードカバーよりは敷居が低いかと。

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