山国への扉 2



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時刻は17:00。軽井沢に向けて、碓氷峠越えスタートです。
でもその前に。

プチ観光していきます。

碓氷関所跡

では改めて、いざ行かん。


正確には碓氷峠の入口はもう少し先なのですが、もうここから登り始めています。

碓氷峠
標高958m
入口との高低差は約560m
カーブ数184

最初にぐーっと登りきるとすぐに碓氷湖が見えます。

碓氷湖

下りれば湖にもっと近寄れるのですが、戻るのにまた登らないといけないのでここから写真を撮るのみにしておく。

さらに登っていくと、次はこれ。

碓氷第三橋梁

通称めがね橋。旧信越本線の橋梁。
現存するレンガ造りの橋では国内最大規模らしいです。

こいつには登れます。
橋の上はこんなん。


上から見下ろすとこんなん。


これに限らず、登っていく途中には、ちらほらと旧信越本線の遺物を見ることができます。
案内板が付いているのもありますが、付いていないものもある。




100個目のカーブ。


いかん、そろそろ脚が限界です。
傾斜はそんなにきつくないですが、なにせ距離が長い。
ここまで100km近く走ってきた脚には相当きついです。
カーブ134個目でとうとうダウンしました。

道端でしばし休憩するも、この時点で時刻は18:30。
日も完全に暮れようとしているので、あたりは暗闇に包まれつつある。
明かりひとつ無い山道なので怖すぎる。

おまけに、どんどん気温が下がってきているのが分かる。
やっぱり標高が高いと寒い。
準備しておいたフリースのミドルウェアとウィンドブレーカーを装備。
防寒・防風装備を持ってきておいてよかった~。

18:50で休憩を切り上げて、ラストスパートをかける。
180個目のカーブから頭の中でカウントダウン開始である。
180, 181, 182,
183個目のカーブで急に視界が開ける。
そして184個目。


長野県に入りました。




長野県 軽井沢町の道路標識の向こうに軽井沢の街灯りが見えたときの感動といったら。
残りHP1で宿屋に着いたみたいな。

時刻は19:00。
2時間も山道にいた計算になる。
時速約7.5km。遅っ!
旧信越本線の遺物にフラフラと引き寄せられていたとはいえね...。

こちらは軽井沢駅です。

軽井沢駅



別荘風?

撮るもの撮ったので、早々にホテルにチェックイン。
晩ごはんは峠の釜めしです。



今回のルート
走行距離 約136km
所要時間 約11.5h
平均時速 約12km/h
正直、碓氷峠越えはもうやりたくないですね。
ヒルクライムが好きな人たちを尊敬しますよ、ホント。

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