山国への扉 1



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GWは引き篭もろうかと思ったが、やっぱり旅に出ることにした。
テーマは関東平野脱出。
中山道に沿いながら長野県を目指すのである。

スタート地点は去年の夏にも来た指扇駅。
横浜からスタートするのはちょっと面倒なので。

指扇駅

去年はkooki氏とともに、ここから荒川に沿って東京湾を目指したのである。
今回は逆で上流に向かいます。
ちなみに今回は一人旅。

相棒はGIANT MR-4F。
さっそく組み立てて出発。時刻は7:30。

荒川自転車道に入って北上、熊谷を目指します。






非常に長閑でいい感じ。
舗装状態もgood。
東京方面よりもこちらの方が走っていて気持ちが良いです。

途中通過した川幅日本一。


川幅2537mと言っても、2537m全てが水で満たされてはいないです。
川幅の定義って、堤防間の距離らしいです。
なので、この看板が立っているのですが、肝心の川は全く見えなかったり...。

県道66号の地点で自転車道から離れてしばらくすれば熊谷駅です。時刻は10:00。

熊谷駅

熊谷駅からは県道341号を使って北上、利根川に連絡。
今度は利根川沿いに西に進んで、高崎を目指します。


川沿いは途中から高崎伊勢崎自転車道となる。


子供背負ってサイクリングするお父さん。
鼻歌交じりでノリノリ。


この利根川沿いは強い向かい風で大変でした。
体力をごっそり持っていかれる。
途中、ゴルフ場を突っ切る箇所があるのですが、ゴルフ場の林が防風林の役割になってくれて、非常にありがたかった。防風林って大事ね。

柳瀬橋で自転車道から離脱して高崎駅へ。時刻は14:00。

高崎駅

高崎線の終着駅。
ここから先は新潟方面は上越線、長野方面は信越本線になる。

高崎駅からは碓氷川サイクリングロードで西へ。
右から国道18号(これが中山道)、サイクリングロード、碓氷川とほぼ並走しています。



碓氷川

信越本線もちょっと離れたところで並走している。
碓氷川サイクリングロードはすぐに終わってしまうので、国道18号や現在では裏道となっている旧中山道にスイッチ。

だんだんと山の中に入っていく。


信越本線踏み切り。
安直な名前だな。



最後は信越本線に沿っていく。

信越本線(関東側)の終着駅、横川です。時刻は17:00。

横川駅

看板のフォントにこだわりを感じます。

ここが峠の釜めし発祥の地。


もちろん、買いました。今日の晩ごはんにします。
しかし、こいつ釜のめしなので容器が重い...。



ここから先にレールは無い。
昔は新潟の直江津まで続いていたのですが、長野新幹線開通と共に新幹線とかぶる区間は第3セクターに移管。でも、ここ横川とすぐ隣の軽井沢の区間だけは廃線になった。
この間には難所中の難所、碓氷峠があるからだ。
集客力と峠を越えるための設備の維持費を考えると割に合わなかったそうな。

ちなみに今回のテーマは関東平野脱出である。
横川は群馬県。まだ脱出していない...。
つまり、これから碓氷峠を越えなければいけないのであーる。

(つづく)

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