最後の展開が話的にも地理的にも突飛過ぎるよ。
いくつか謎も微妙に残されたままだし。
プレイした感想は微妙...
レンという女の子を探すというか追いかけるのが目的になるのだが、このレンが最初と最後にしか登場しなく、ゲームを進めていてもレンに近づいてる気がしないのだ。
ゲームの目的が曖昧になりがち。
廃墟の探検は、とくに謎解きのようなものがあるわけではなく、ほぼ一本道の造りで、指示通りに動くだけといった感じであった。
始めの頃は廃墟の雰囲気に心躍ったが、中盤も過ぎてくると、お遣いゲームの態で歩き回されるのにウンザリしてくる。
廃墟のCGもいい雰囲気を出しているのだが所詮はWii。
世界が廃墟になってしまった原因が徐々に明かされるといったこともない。
最後にドーンと明かされる。
廃墟に落ちている物から、世界が廃墟になる前に生きていた人々の記憶を読み取ることができるのだが、これは完全にただのサイドストーリーで、ゲーム進行にはほとんど関係ない。
しかも、大半はどうでもいい内容だと思ってしまった。
システムに関しても、Lv、HP、攻撃力とかいらないだろと思った。
これらを数値という形で見せると、何というかゲームの雰囲気が台無しのような。
Wiiコントローラでの操作感もイマイチ。
せっかくの魅力的な世界が、細かい不満で台無しといった感じでした。
細部の作り込みが甘いというやつかな。
気に入ったのは、ゲーム世界のデザインと音楽だけかな...
タイトル画面で使われているBGMはかなり好き。
おまけ
サイドストーリの「破かれた絵と枯れた鉢植え」と「七色のクロシェット」の作者が「壁井ユカコ」と「紅玉いづき」。
なるほどと納得。
確かにこの二つの話は他と比べて抜き出ていて、読んでいて面白かったです。
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