コミケ75収穫物感想



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コミケ75と言うより、東方収穫物ですが。
収穫物から特にお気に入りのものを幾つか。

0 LOVE - az

azの赤りんごさんのイラスト集。
どのページもカラフルで、その色の使い方に魅せられます。
各イラストにコラムが付いているのもうれしい所。
星熊勇儀の色っぽさにはドキリとさせられました。こんな感じに描かれる勇儀を見たのは初めてだったので。

東方優嘘録 - red phantom

いつも態度が冷たいパチュリーに、魔理沙が悪戯で嘘吐き薬を盛る話。
その結果...。
描かれているパチュリーの表情がかわいすぎます。
こんなものも頂きました。ありがとうございます。


クイックル!にめんぐみ - めるくまある

二面担当の皆さんでお送りするギャグ漫画(?)。
バカ騒ぎするチルノ、橙、ミスティの中で保護者みたいになっている雛や嫌々ながらも付き合っているパルスィが読んでいて微笑ましい(?)です。
二面担当という括りでこの5人を一緒にするというのが天才的だと思う。
厄神と嫉妬神が並び立って本気になるシーンが怖ぇーっす。

モガリノミヤ - LETRA

地上に出て死者を弄ぶお燐を四季の目に触れる前に消してしまおうとする小町。
戦いの結果、互いに大怪我を負ってしまい、互いの主人に心配される話。
お燐と小町のそれぞれの主人に対する思いや主人との間で微妙にすれ違ってしまっている心を描いたシリアスな作品。
お燐と小町の台詞のやり取りがゾクゾク来るなぁ。
LETRAさんが描くシリアス話の面白さはもはや鉄板だと思う。

冬のいたずら - e-Paranoia

酔った振りした魔理沙が霊夢に甘える話。
霊夢がかまっている猫に魔理沙が嫉妬したり。
何というかあったかさのようなものを感じる絵柄と話が好きになりました。

ろうたくだんわ - あみだ屑

慧音と妹紅、茶の間の炬燵でくつろいでいる所に一人の男が訪ねてきて鍋を囲む話。
この男がじつはお尋ね者の山賊なのだが、慧音先生がうまく計らって男を更生させてしまう。
そんな慧音先生がとても格好いいです。最後の台詞とか思わずニヤリとしてしまった。
各コマが茶の間を庭から障子を通して見る構図になっているのが面白いです。

あおいいえ - 空中セピア

あかいいえ、くろいいえの続編。
霊夢、魔理沙、アリスの三角関係っぽい話。今回は霊夢とアリスがメイン。
絵とかの全体的な雰囲気が好きです。
魔理沙を巡っての霊夢とアリスの台詞の応酬が短いのだが、すごい。
特に霊夢の台詞がグサリというかバッサリという感じです。

愛 - チョモラン

最初、レ点に気づかなかったので、題名の読み方が分からなかった...。
八雲一家の話。
橙が藍のために花を摘みに近づくなと言われた危険な場所に行き、藍がそんな橙に心配のあまり手を上げてしまう話。その後は雨降って地固まるの展開。
これも話や絵が持つ雰囲気が好きです。
チョモランさんは第4回紅楼夢で見つけたサークルさん。
そのときは新刊は完売していて、次の機会では...と思っていたので読めて嬉しい。

ELEMENT8 PART3 - KEMONOMICHI

完結編。
魔理沙とパチュリーの弾幕ごっこがメイン。あとは1、2巻の伏線も回収です。
パチュリーがちょっぴり成長しましたって感じの終わりです。
弾幕ごっこの描写はすごかったです。いやー燃えますね。
全編通して面白かった!としか言えません。
話し全体のギミックとかについては四面楚歌さんの2009/1/3のエントリの最後の方に載せている考察がすごいです。なるほどと納得できることばかりで感心しまくりです。
僕は話を読んでいてもこんなこと全然思いつかんなぁ。
ただ物語を読むだけの人と物語の作り手では視点のレベルが違うなぁと思ってしまいます。
もっと精進しなけりゃいけませんね~。


次なる戦いは始まっている!
このカタログが出たので、いい加減、コミケ75のまとめを出さないといかんなと思ってこのエントリを書きました。


例大祭カタログ...厚いなぁ...
行きたいのだけれど、会場に近づきたくないような、微妙な心境だ。
来週はコミティアに行ってきます。

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