旅の記録(紅楼夢編1)



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11/3から4にかけて京都に行って東方紅楼夢3に参加してきました。
今回は夜行バスで京都まで移動です。
とりあえず新宿まで移動する。

横浜駅にて湘南新宿ラインに乗り込みます。

新宿着。

新宿タイムズスクエアのテラス。
クリスマスに向けてのイルミネーション作成中でした。



そろそろバス発車の時間。
青春ドリームに乗って京都へ出発です。


あとは、車内で寝るだけだったのですが、そうはいきませんでした。

その1
僕のとなりは総白髪のスーツを着た爺さんだったんですけど、この人がやらかしてくれました。

爺さん、バスに乗り込むなり、おせんべえをつまみに缶ビール飲み始めました。
僕は寝に入ったんですけど、しばらくすると妙に酒臭くなってきました。

気にしないようにしていたんですけど、いくらなんでも酒の臭いがきつすぎないか?

その瞬間、ある考えが頭の中で組み上がった。

ガバッと起きて、足元に置いたバックを持ち上げて、底を触ってみる。
ぬ、濡れている!

暗闇の中でゴソゴソと何かしている爺さん。
「ビール、こぼしたんですか?」
声をかけるも、爺さん、反応なし。

って、爺さん、BOSEのノイズキャンセラー付きヘッドフォンつけてる~!!
僕の声はキャンセルされてるんですか!?

読書灯をつけると、床を拭いていた爺さん、やっとこちらに気づいてくれた。
「すいません、こぼしてしまいました」
と謝罪される。

いや、もう、腹の中、冷たい怒りが渦巻いてました。
けど、それをぶちまけてもどうしようもないので、抑えて、抑えて、抑えました。

バックの中身は、雨などで濡れたらまずいものは、全部ビニール袋に入れてあるので、そんなに被害はなかったですけど・・・。
爺さんは荷物を別な所に置いてあったので、被害なし。
・・・ひどい。

こぼしたビールは拭いたけど、臭いは残るわけで。
しかも、暖房が効いているので、時間が経つと、臭いがますます酷いことに・・・。
うう、酔いそうだ・・・。
この季節では窓を開けるわけにもいかないし。
何てこったい。
バスの旅は始まったばかりなのに!

その2
僕の前に座っているのは2人組みの坊さんだったのですが・・・。

左側の人が突然、お経を唱え始めたのです!!

あの低くて響くような独特な声がバスに響き渡ります。
みんな、びっくりして、その人に視線が集まりましたよ。

右側の坊さんが左側の坊さんの顔を叩くと、お経がピタッと止まりました。

寝言かよ!

しばらくすると、また左側の坊さんがお経を唱え始めした。
それを右側の坊さんが顔を叩いて止めます。

そんなことを3回くらい繰り返した後、右側の坊さんは埒が明かないと悟ったのか、左側の坊さんを完全に起こしにかかりました。

起こされた左側の坊さん、不思議そうな顔してました。

寝ててもお経を唱えるなんて、坊さんの鑑ですね・・・。


いい加減、寝かせてください・・・。


やっと、京都に着きました。

ビールの臭いが酷くて、もう少し車内にいたら完全に酔っているところでした。

(つづく)

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