東京湾一周

自転車で東京湾一周してまいりました。
いつかやりたいと思っていたのです。
フェリーに乗って房総半島に渡るとか面白そうじゃないですか。

写真は少なめ。距離が距離なので走るのに専念した。でないと、日帰りできないかもしれないので。
あと、今回は単独行です。

出発は夜明け前4:30。
車が多くなる前に横浜市街を抜けてしまおうという作戦。
都市部出発の長距離走の場合、これ重要。都市部を抜け出るだけで疲れてしまっては元も子もない。


工業地帯沿いに抜け出たところ(写真1)。
京急本線に沿う形で久里浜港を目指す。
横須賀に出る前のトンネルが連続する区間はなかなか爽快。
ロードで同じルートを走っている人がちらほらいるので、その人たちの後について引っ張っていってもらう。
一方的とはいえ、仲間と思える人がいると走るのが楽になる。特に初めて走るルートでは。
横須賀以降の海沿いに観音崎を回るルートはかなり気持ちいい。


横須賀美術館(写真2)
美術館自体が結構こだわった設計になっているらしい。
いつか中にも入ってみたい。

久里浜港には7:50到着。
出港は8:15なので、ナイスタイミング！
急いで切符を買う。切符売り場にはPASMO読み取り機が設置してあった。使えるみたいですね。
料金は自転車1台+人間1人 320+700=1020円。


オートバイの群れに混じってフェリーに乗り込む(写真3)。
自転車は自分一人。




船上より。
小さい船がひしめている場所があった。釣りしているみたいでしたね。
房総半島 金谷港までは約40分ほど。

房総半島上陸後、まず、食料&水分調達。しばらくはコンビニの密度が低くなるので。
街から出ると、コンビニは自動車の距離感覚で点在することが多い。
自転車の速度ではコンビニになかなか出会えないということが発生したりする。


房総半島を北上していく(写真4)。
山だらけなのだが、トンネルが多く開通しているので、疲れることはあまりない。
アップダウンも比較的緩やか。軽い山を越えて視界が開けると、海に向かって下ったりするので走っていて最高だ。


内房線ともいっしょに北上していくことになる(写真5)。
京浜東北線では見られなくなった209系をここでは見ることができます。
たまに鋼鉄車両の113系を見ることもできます。

大貫駅から木更津駅までは海岸沿いの工業地帯沿いの道路を進む。
この辺りからは、もう海岸は工業地帯になってしまう。
この道路は広くて走りやすそうだと思ったのだが、これは大失敗だった。
たしかに通りは広く平坦なのだが、工業地帯用の用地のせいで周りに何もなくて、風が吹き曝し。
進行方向の視界には進めど進めど何もなし。この何もないところに向かって進むというのがかなり堪える。
今回のルートの中では一番辛い区間であった。


内房線(写真6)
iPhoneカメラの特性でぐんにょりしてしまった。


本日の密かな目的地に到着。姉ヶ崎駅(写真7)。

これがやりたかったんです。

姉ヶ崎寧々さん。
例のiPhoneアプリ ラブプラスiNのARカメラです。
ARマーカーを撮影したものをGRD3のメモリーに仕込んでおきましたw
ARマーカーを背面液晶に表示させて、iPhoneで撮影。
本当は駅舎をバックに撮るつもりが、周りが明るく、背面液晶が黒く潰れてしまうので、ARマーカーを認識できない。泣く泣く、屋内の乗車賃案内板で我慢しました。

さあ、あとは東京を目指すだけだ！
内房線沿いに千葉市街まで。
千葉港からは海岸沿いに、稲毛海浜公園、幕張メッセと抜けていく。

稲毛海浜公園はなかなかいい公園でした(写真8)。
こういう公園が近くにあるといいですね。
これは凧をあげている所。達人みたいなおじさんがいくつもの凧を上げておりました。


ヨットに乗っている人が沢山。


専用のシャワー設備まであった。
自分も浴びたい。汗と砂埃がひどくて。眼鏡のレンズが薄らと白くなってるし・・・。

船橋からは海岸沿いから離れて、総武線沿いに、千葉街道、蔵前橋通りを走り、東京都入り。

これは途中、市川市で見た桜(写真9)。
先週がピークかと思っていましたが、まだ十分見れるぐらいに咲いている所が結構ありましたね。

蔵前橋通り。日が暮れる。もうすぐアキバだよ。

秋葉原から横浜まではいつも通りなので割愛。
おまけとして、目黒川の桜(写真10)。

けっこう葉が目立ってきてましたけど、これはこれでなかなか乙なもんです。

今回のルート(バルーンが掲載した写真の撮影位置)
赤いルートは今回のベストルートとワーストルート。

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走行距離は約217km
ついに一日走行距離が200kmを突破！
ですが、体力は比較的余裕あった。
普段よりも1,2段軽いギアで脚を温存して走り続けたので。
やっぱり軽いギアにして回転数で速度を稼いだほうが長続きするみたいだな。
あとは峠がないからかな。
脚の疲れよりもお尻の痛さのほうが問題でして、やっぱりパット入りのレーパンが必要かなぁと思案中。東京と横浜往復するくらいなら必要ないのですけどね。
家到着は0:30頃。
まあ、秋葉原とか青山辺りのお店を回っていたのでこの時間。
実際に走っていた時間は約17時間です。

房総半島は走っていて気持ち良かったですね。工業地帯以外は。
夏とかは特に良さそう。
東京を目指すのではなく、半島の先端を目指して、帰りは輪行とかにすると良さそうです。

(反省点)
もう工業地帯には近づきたくない。工場萌えの属性は自分にはないようだ。
カメラでサッと撮影できるようにカメラにストラップをつけて首から下げるべきかな(kooki氏を見習って)。今回、走るのに専念とはいえ、撮影枚数少なかった。